RNAfold Web Serverによるアプタマー二次構造予測【in silico創薬】

RNAfold Web Server

本記事は、RNAやDNAの二次構造を予測できるRNAfold Web Serverの使い方を紹介します。Webブラウザ上からノーコードで解析できるため、だれでも気軽に試すことができます。この記事では、実施例をお見せしながら解説します。

【この記事のまとめ】

RNAやDNAの一次配列から、ブラウザ上でのノーコード解析により二次構造(立体的な折り畳み)を予測するツール「RNAfold Web Server」の実践的な活用方法を解説します。

  • 環境構築不要な解析ワークフロー: ウィーン大学が開発した「ViennaRNA Package」のWeb版を用い、配列を入力するだけで最小自由エネルギー(MFE)に基づく最も安定な構造を算出する手順を提示。
  • 多角的な構造評価指標の解釈: MFE構造を示すドット・ブラケット表記に加え、熱力学的アンサンブルによる構造の多様性、塩基対確率、位置エントロピーといった「構造の揺らぎ・不確実性」を読み解く手法を詳説。
  • アプタマー設計への応用: SARS-CoV-2スパイクタンパク質標的アプタマー(RBD-1CM1)の解析例を通じ、機能発現の鍵となるステム・ループ構造の特定や、物理的安定性の可視化プロセスを紹介。

この記事を読むことで、専門的なプログラミング知識がなくても、ターゲットとする核酸分子がどのような二次構造をとり、どの程度安定して機能を発揮しうるかを視覚的・定量的に評価できるようになります。

動作検証済み環境

Google Chrome バージョン 137

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