【タンパク質モデリング】NanobodyBuilder2によるVHH抗体のモデリング【in silico創薬】

【タンパク質モデリング】NanobodyBuilder2によるVHH抗体のモデリング【in silico創薬】

本記事は抗体のアミノ酸配列から構造、各部位のアノテーションや分子特性などを予測するソフトウェアSAbPredの中のnanobodyのモデリングを行うNanobodyBuilder2の使い方を紹介します。webブラウザ上からノーコードかつ個人情報の登録の必要が無く解析できるため、どなたでも気軽に試すことができます。この記事では実施例をお見せしながら紹介します。

本記事は現役博士課程の後藤大和さん協力のもと執筆されました。ご協力誠にありがとうございます!

【この記事のまとめ】

自分で設計したVHH抗体(ナノボディ)のアミノ酸配列から、高精度な立体構造とCDRアノテーションをノーコードで予測・取得する方法を解説しています。

  • SAbPred内のツール「NanoBodyBuilder2」を活用:Webブラウザ上でVHH抗体のアミノ酸配列を入力するだけで、専門的な環境構築なしに解析が可能です。
  • 解析結果の即時出力とダウンロード:予測された立体構造データ(PDB形式)に加え、各領域(FrameworkやCDR)の予測誤差(Modelling scores)を確認できます。
  • 実データを用いた検証手順の提示:PDBjから取得した既知の結晶構造(PDB ID: 6JB9)を例に、予測構造との重ね合わせによる精度の確認方法まで具体的に示されています。

この記事を読むことで、実験前にin silico(コンピュータ上)でVHH抗体の構造を把握できるようになり、創薬研究における設計の効率化と精度向上が期待できます。

動作検証済み環境

Mac M2, Sequoia 15.3.1

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