【タンパク質モデリング】ABodyBuilder2による抗体のモデリング【in silico創薬】

本記事は抗体のアミノ酸配列から構造、各部位のアノテーションや分子特性などを予測するソフトウェアSAbPredの中の抗体のモデリングを行うABodyBuilder2の使い方を紹介します。webブラウザ上からノーコードかつ個人情報の登録の必要が無く解析できるため、どなたでも気軽に試すことができます。この記事では実施例をお見せしながら紹介します。

本記事は現役博士課程の後藤大和さん協力のもと執筆されました。ご協力誠にありがとうございます!

【この記事のまとめ】

自分で設計した抗体の重鎖(H鎖)と軽鎖(L鎖)のアミノ酸配列から、Fv領域の立体構造とCDRアノテーションをノーコードで予測・取得する方法を解説しています。

  • SAbPred内のツール「ABodyBuilder2」を活用:重鎖と軽鎖の配列を入力するだけで、深層学習を用いた高精度なFv断片のモデリングがWebブラウザ上で完結します。
  • 実データを用いた検証手順の提示:PDBjから取得したTrastuzumab(トラスツズマブ)のアミノ酸点変異体「D185A」の結晶構造データ(PDB ID: 6BHZ)を例に、実際の解析フローを具体的に示しています。
  • 解析結果の出力と活用:予測された立体構造データ(PDB形式)の取得に加え、各領域(FrameworkやCDR)のアノテーション結果を即座に確認することが可能です。

この記事を読むことで、実験前にin silico(コンピュータ上)で抗体の立体構造を把握できるようになり、創薬研究における抗体設計の効率化と最適化が期待できます。

動作検証済み環境

Mac M2, Sequoia 15.3.1

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