【タンパク質デザイン】Protein-solによるタンパク質の特性解析【In silico創薬】

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本記事はタンパク質の情報(アミノ酸配列や立体構造)からその物性を予測するソフトウェアProtein-Solの使い方を紹介します。今回紹介するProtein-Solはwebブラウザ上からノーコードかつ個人情報の登録の必要が無く解析でき、本記事では実施例をお見せしながら、ご紹介します。

本記事は現役博士課程の後藤大和さん協力のもと執筆されました。ご協力誠にありがとうございます!

【この記事のまとめ】

タンパク質のアミノ酸配列や立体構造から、「可溶性(溶けやすさ)」「表面電荷・疎水性」「溶媒条件による安定性」といった重要な物性をノーコードで予測・解析する方法を解説しています。

  • Protein-Solの3つの主要機能を網羅:アミノ酸配列から可溶性を予測する「Sequence Prediction」、構造表面の特性を可視化する「Patches」、pHやイオン強度ごとの安定性を推定する「Heatmap」の使い方を学べます。
  • VHH抗体(PDB ID: 6JB9)を用いた実践的な解説:実際のデータ取得から解析、結果の解釈(可溶性の閾値0.45の判断など)まで、具体的なステップが示されています。
  • 専門的な環境構築や登録が不要:Webブラウザ上で動作し、FASTA形式やPDB形式のファイルをアップロードするだけで、誰でも即座に高精度な物性解析が可能です。

この記事を読むことで、実験前にin silico(コンピュータ上)でタンパク質の「製剤化のしやすさ(Developability)」を評価できるようになり、研究プロセスの効率化が期待できます。

動作検証済み環境

Mac M2, Sequoia 15.3.1

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